隅田公園で風に吹かれる
上野駅の浅草口を出て、そのまま浅草通りをずっと進むと、銀座線の稲荷町駅、田原町駅を経て隅田川の西側にたどり着きます。駅名はそれぞれ「いなりちょう」「たわらまち」と読みます。紛らわしいですね。駒形橋を渡らずに隅田川の手前を北に向かって少し歩くと、浅草駅があります。ずっと歩くと30分ぐらいかかります。この銀座線の上野から浅草にかけての区間が、日本で初めて地下鉄が開通した区間です(東洋で初めてでもあります)。
この、隅田川沿いの浅草駅から北に1.5キロメートルくらいの区間が、隅田公園になっています。隅田川花火大会のメイン会場として有名ですね。花火大会の時はとてつもない混雑なのでとても近寄る気にならないのですが、普段はそこまで人が多くないので散歩向きです。
水がたくさんある風景
水のある風景はちょっとそわそわする感じがして、いつもと違う場所に来たような気持ちになります。映画とアニメにもなった大ヒット漫画の「3月のライオン」でも、主人公の高校生棋士の桐山くんが
「河が好きだ (中略) 水がたくさんあつまった姿を見ていると ぼうっとして 頭がしんとする」
と言っていました。
桐山くんと川本さん姉妹が住んでいるところは月島がモデルですが、浅草から隅田川をもう少し下った先にある河口のあたりが月島です。
この鳥はユリカモメだと思います。冬に撮影しました。奥でぼやけているのはアサヒビール本社ビルです。有名なウ◯コに見える炎(ビールの泡とも)のオブジェのあれです。
隅田公園の桜
隅田公園にも結構桜が植えてあります。下は、桜と菜の花と隅田川とスカイツリーを全部入れた欲張った感じの写真です。
川岸に桜を植えるのは、花見に人が来ると堤防が踏み固められて強くなるからだという話を効いたことがあります。確かに川と桜の組み合わせはいろんなところで見られますね。