上野ライフナビゲーター

上野周辺の生活に役立つ情報を発信します。

パンダ橋サケノミック(上野駅パンダ橋口の外飲み)

JR上野駅の3階部分の改札口は入谷口改札と言います。

入谷口改札を出て、1階方面へエスカレーターを下ると、入谷口があります。

鉄道で有名な岩倉高校JR東日本系列のスポーツクラブのJexerがあります。

さて、ここで、入谷口改札を出てそのまま3階部分の出口を出ると「パンダ橋口」という変わった名前の出口に出ます。出口に向かって右手側が、上野公園まで続く橋になっており、これがパンダ橋と呼ばれています。

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(管理人撮影)上野公園サイドから見たパンダ橋です。渡って左側に行くと入谷改札、右側には浅草口(1階)につながったエスカレーターがあります。

 

実はこのパンダ橋、外飲みのメッカとして一部では有名です。

 

平日の夕方から夜にかけて、中央の石段をテーブル代わりにしたり、橋の端(一休さんみたいや)に腰掛けてビールや発泡酒ストロングゼロを飲む人が多く見られます。

一応「飲食禁止」と書かれたプレートがあるのですが、管理者もあまり野暮なことは言わないようです。上野のおおらかさを感じます。

パンダ橋口を出てすぐのところにNEWDAYSがあるので、酒とつまみの仕入れも万全です。先日セブンイレブンが生ビール販売を発表してすぐに撤回していましたが、こちらのNEWDAYSでは生ビールを販売しております。確か400円くらいだったはずなので、あまり飲んでる人は見たことがありません。僕もストロングゼロで良いと思います。

夜風に吹かれながら酒を飲むのはなかなか楽しいです。

最近は観光客が公園や街歩きをしながら美味そうにストロングゼロを飲んでいて、結構ディストピア感がありますね。日本ほどパブリックスペースでの飲酒に寛容な国は少ないので、バーや自宅でしか酒を飲めないような国から来た人には、ちょっとした魅力なのかもしれません。

まぁ酒を飲むかは置いておくとしても、腰掛けて一休みしたり簡単な飲み食いが出来る場所があるのは良いことだと思います。カフェでもバーでもレストランでもないけれど、腰掛けて休める場所が街には必要です。

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(管理人撮影)中央の少年たちはカードゲーム(遊戯王かな)で遊んでいた。こういう使い方も出来る有能な石段。

 

上野駅と特急ひたち

特急ひたちは、常磐線の特急列車です。上野を出てから、千葉県、茨城県を通って終点の福島県いわき駅まで行きます。

もともとは上野始発だけでしたが、上野東京ラインの開業により品川始発の便も出来ました。

東北の玄関口と言われる上野駅ですが、特急ひたちは東北の入り口まで行く列車といったところでしょう。水戸や日立に仕事で行く人がよく使っているイメージがあります。日立市で働いていたことがある友人から聞いた話だと、日立市日立製作所の関連会社等に単身赴任で働いていて、週末に家族のところに行く人が利用するため、金曜夜の下りと日曜夜の上りはかなり混むと聞いたことがあります。

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ちなみに、特急ひたちと同じ車両で、同じ区間を運行する特急ときわもあります。特急ときわは、茨城県内の停車駅が多い代わりに、水戸の次の勝田までしか行かない電車が結構あるみたいです。日立やいわきまで行く時は気をつけましょう。

不忍池の蓮の花

不忍池には蓮がたくさん浮いています。

花が咲くのは夏の7月くらいからです。しかも、朝から昼にかけて咲くので、シーズン中でも昼過ぎに行くと閉じていることがあります。

写真は午後に撮ったので閉じてしまっていますね。

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これは比較的開いているつぼみにズームしたものです。

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夏が終わると、花はしおれて、ブツブツのたくさんある実をつけます。よく蓮コラとかに使われて忌避されるあれです。そして水の中にある地下茎はレンコンになります。レンコン掘りする農家さんが魚河岸みたいな耐水性のオーバーオールを着てますよね。水(泥)の中からレンコンを掘るからです。

夜なので少しブレいていますが、10月に撮影したものです。葉はまだ萎れていないけれど花はありませんね。

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泥の中から綺麗な花を咲かせる蓮は、仏教思想に好まれて来ました。お釈迦様が蓮の花の上にいたり、仏画にも書かれています。もともとインドで蓮が神聖な花として考えられており、後年の日本の仏教思想家が蓮と仏教思想を結びつけて考えたのではないかと言われています。

 

ちなみに、蓮と睡蓮は別の植物です。英語だと蓮がLotus、睡蓮がWater Lilyです。

matome.naver.jp

雑な覚え方ですが、茎が長くて花弁が丸みを帯びているのが蓮、茎が短くては便が細長いのが睡蓮がとおぼえておけば外さないと思います。

 

 

上野公園の神社ゾーンは夜に行くとちょっと妖しい

上野公園は広いです。僕は上野公園を5つの区間に分類してます。

  1. 不忍池・・・不忍池と弁天堂があるあたり
  2. 動物園・・・動物園
  3. 神社ゾーン・・・花園稲荷、五條天神社東照宮のあたり
  4. 美術館ゾーン・・・西洋美術館、国立科学博物館のあたり
  5. 噴水ゾーン・・・噴水広場のあたり

参考:東京都建設局の上の公園マップ

http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/content/000009355.pdf

 

神社ゾーンは場所的にど真ん中にあり駅や通りから離れているため、夜になると暗いです。夜に散歩すると、日中とはかなり違った感じがします。鬱蒼とした木々の間に、神社やレトロな外観のレストランが点在していて、ちょっと妖しい感じがします。キツネかタヌキが出てきそうです。東京には結構タヌキがいるみたいなんですが、上野公園では見たことがありません。

 

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秋の夜に撮影した伊豆栄梅川亭の前の小道です。異界につながっていそうですが、少し歩くと動物園通りに出ます。

 

 

 

隅田公園で風に吹かれる

上野駅の浅草口を出て、そのまま浅草通りをずっと進むと、銀座線の稲荷町駅、田原町駅を経て隅田川の西側にたどり着きます。駅名はそれぞれ「いなりちょう」「たわらまち」と読みます。紛らわしいですね。駒形橋を渡らずに隅田川の手前を北に向かって少し歩くと、浅草駅があります。ずっと歩くと30分ぐらいかかります。この銀座線の上野から浅草にかけての区間が、日本で初めて地下鉄が開通した区間です(東洋で初めてでもあります)。

この、隅田川沿いの浅草駅から北に1.5キロメートルくらいの区間が、隅田公園になっています。隅田川花火大会のメイン会場として有名ですね。花火大会の時はとてつもない混雑なのでとても近寄る気にならないのですが、普段はそこまで人が多くないので散歩向きです。

www.enjoytokyo.jp

 

水がたくさんある風景

水のある風景はちょっとそわそわする感じがして、いつもと違う場所に来たような気持ちになります。映画とアニメにもなった大ヒット漫画の「3月のライオン」でも、主人公の高校生棋士の桐山くんが

「河が好きだ (中略) 水がたくさんあつまった姿を見ていると ぼうっとして 頭がしんとする」

と言っていました。

桐山くんと川本さん姉妹が住んでいるところは月島がモデルですが、浅草から隅田川をもう少し下った先にある河口のあたりが月島です。

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この鳥はユリカモメだと思います。冬に撮影しました。奥でぼやけているのはアサヒビール本社ビルです。有名なウ◯コに見える炎(ビールの泡とも)のオブジェのあれです。

 

隅田公園の桜

隅田公園にも結構桜が植えてあります。下は、桜と菜の花と隅田川スカイツリーを全部入れた欲張った感じの写真です。

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川岸に桜を植えるのは、花見に人が来ると堤防が踏み固められて強くなるからだという話を効いたことがあります。確かに川と桜の組み合わせはいろんなところで見られますね。

 

 

 

 

上野公園のスタバはオシャレだけどいつも混んでいる

スターバックスコーヒーは一部の店舗で、特徴のある店舗づくりをしています。

ホームページではコンセプトストアとして全国14の店舗が紹介されています。

www.starbucks.co.jp

出雲大社の木の建物や、異人館をそのまま利用した神戸北野異人館店など特徴的なお店がありますね。

 

実は上野公園のスタバもコンセプトストアです。

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噴水の西にある木製の横長の建物で、店内からは噴水が見えます。また、開放的なテラス席が多いのも特徴です。綺麗な見た目と東屋のような開放感が同居した味のあるデザインだと思います。

難点としては、休日はとても混んでいること。昼だと順番待ちの列が店の外まで伸びていて、なかなか店内で噴水を見ながらちょっと休憩というようには行かないです。公園の緑を眺めながら行列に並ぶのも一興くらいの懐の深さ必要です。また、営業時間が8時から21時までと、街中の店舗と比べると短いですね。

御徒町らーめん横丁(蒙古タンメン中本、青葉、つけ麺TETSU、なんつッ亭、チラナイサクラ)

御徒町駅から秋葉原方面に、JRのガード下を歩いていくと、ラーメン屋さんが5件ほど入っている区画があります。

ここが御徒町らーめん横丁。消費者の需要のロングテールというか、バズる店とバズれない店の格差を見せつけられる場所。現代ラーメン業界のバトルロワイヤルの縮図です。

大げさに書きましたけど、東京駅とか品川駅とかいろんなところにありますよね、こういう有名店集めてラーメンストリート的にした区画。

この施設は3年ちょい前にリニューアルしてます。それ以前は、同じガード下の御徒町よりのところで、中本、青葉、六角家の3店舗で営業してました。移転に際して六角家は撤退し、つけ麺TETSU、なんつッ亭、チラナイサクラが新たに加わり5店体制になりました。

今日はこちらの紹介をしていきます。

 

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蒙古タンメン中本 御徒町

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もともと板橋でやっていた辛いラーメンが特徴のお店です。先代が店を閉めたあと、大ファンだった現在の店主(たまにテレビとか出てる)が引き継いだとのことです。セブンイレブンで中本監修のカップラーメンを出しているのでそちらを見たことがある方も多いと思います。

激辛という万人受けしなさそうなジャンルにも関わらず、どの店舗もだいたい行列が出来ていて驚きます。ただ、御徒町店はラーメン横丁がリニューアルした時に席数を増やしたみたいで、リニューアル前よりは客の回転が早くなったと感じます。

僕は辛いものが大好きなので月イチくらいで行っています。写真は北極やさいというメニューです。

メニューが独特の名前ですが、主要メニューを辛い順に並べると以下のとおりです。

冷やし味噌ラーメン≒北極ラーメン>蒙古タンメン>味噌タンメン

辛いの得意な人は蒙古タンメンから始めてみるのがおすすめです。僕は最初に食べた時は既に世の中の辛いものはだいたい食べたと思うレベルの辛さジャンキーだったので、北極ラーメンからにしました。それで特に問題なかったです。

 

つけ麺TETSU 御徒町らーめん横丁店

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つけ麺の専門店ですが、ラーメンもやってます。スープが冷たくなると「焼石」と投入して再加熱してくれたり、麺の熱盛りを頼むとかつお出汁のスープに入った状態で出てくるなど、細かい気遣いが光ります。また、麺のサイズアップも無料でやってくれます(すみません、中盛りまでだったか大盛りまで出来たか覚えてません)。

写真は普通のつけ麺に辛味トッピング(中央の小鉢)を付けたものだったと思います。ランチ・ディナータイムはそこそこ混んでますが、席数が多いので並んでいることはあまりないですね。

 

なんつッ亭 御徒町

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とんこつ醤油のスープに黒いマー油をかけたラーメンが特徴です。見た目の通りこってりしてパンチが効いた味ですが、麺がストレート麺なので、あまりくどく感じないうちに食べ切れてしまいます。御徒町限定でからあげもやっているので、からあげセットにすると満腹になれると思います。

 

青葉 御徒町

中野の名店の御徒町店です。豚骨、魚介の両方を使った和風なのに濃厚なスープが売りです。これまでの3店舗がどれもインパクトがあるので影が薄くなりがちですが、オーソドックスなラーメンを美味しくするとこうなるんだろうなという王道的な味です。

僕の印象なんですが、ディナータイムよりも夜9時以降に人が入っているように感じます。確かに酒を飲んだあとに締めで食べたくなる味です。

写真が無かったので公式ホームページのリンクを張っておきますね。

中華そば青葉の公式HPにようこそ!

 

チラナイサクラ

すいません、行ったことがありません。リニューアルの時に初めて見てから、素敵な名前だなぁとずっと思っていたのですが、どうしても中本やTETSUのようなパンチの効いた店に吸い寄せられて行ってしまいました。。

食べログなどを見ますと、醤油ベースのスープの優しくて落ち着く味のラーメンのようです。今度食べに行ってきます。

https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13176381/

 

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いかがでしたでしょうか。

気になったら是非立ち寄ってみてください。